α7Ⅱとレンズを購入する際、いるかいらないかで悩んで結局注文しなかったレンズ保護フィルター。
カメラが届いたその日のうちに気が変わって家電量販店の残っていたポイントで購入することにしたお話をまとめました。
保護フィルターの必要性で悩んでいる方は参考にしてみてほしいです。
もともと保護フィルターは無くてもいいかなと思っていた
僕はこれまでニコンのD3300というエントリークラスの一眼レフを使っていました。
レンズもキットレンズ(つまり安物)だったので、壊さない程度に「多少ぶつけてもいいや」くらいの気持ちで使っていたように思います。
また、今まで登山や旅行で使ってきて、多少の汚れや傷はついても直接画質に影響が出るレンズ前玉をぶつけたことは一度もありませんでした。
なので今回もいらないかなーと思っていましたが、α7Ⅱと一緒に買ったレンズはSEL55F18Zというキットレンズとは比べ物にならないレンズです。
お値段は8万〜9万円なので飛び抜けて高いわけではないですが、僕にとっては高価なレンズなので自然と慎重になってしまいます。
が、それまでの僕は次に挙げる話が頭の中にありました。
保護フィルターによって画質が落ちる?
レンズ保護フィルターを付けていることによって、レンズの解像力や描写力などを損なうといった話。
せっかく高級レンズを使っていても、レンズの真ん前に低品質なフィルターなんか付けたら高級レンズが泣く。
なんてもっともらしいお話を聞いたことがあったので、なんとなくですが保護フィルターはいらないかなと思っていました。
逆光時などでフレアやゴーストが出やすくなる?
*上写真はあくまで一例。意図しないフレアやゴーストが出る可能性があるという。
これも上の画質が落ちる話に似ていますが、高級レンズはレンズにフレアやゴーストを抑えるための特殊なコーティングがされています。
それなのにフィルターを介すことによってフィルターとレンズ間で光が反射して悪影響を及ぼす可能性があるというのです。
広角レンズ使用時に思わぬケラレがでる
*上写真はレンズフードによるものですが、フィルターサイズによっては同じような感じになります。
今時のフィルターであればほとんど問題ないようですが、フィルターを取り付けるねじ込み部分の背(枠の厚み)が高いと、画角が広い広角レンズで写り込んでしまうという問題。
これは保護フィルターに限らずNDフィルターやPLフィルターにも言える事なので注意。特に重ね付けする場合はプレビューでケラレていないかチェックする必要があります。
保護フィルターを付けようと思った理由
こんなかんじで保護フィルターにネガティブな印象を多くもっていた&キットレンズだったから必要に駆られなかった僕でしたが、結局は付けました。
早い話、傷をつけたくなかったから
レンズの前玉に写りに影響する傷が入ると修理が必要ですよね。レンズの修理費は高いことで有名ですが、僕はこの万が一の時の修理費を負担したくなかったから保護フィルターをつけることにしました。
保護フィルターによっては帯電防止や撥水・撥油が備わっているものもあり(僕が買ったものはあります)保護する以外にも恩恵はありそうです。
フィルターによる画質の低下や影響が気になる場合
レンズ保護はしたいけど、画質の劣化や影響の話がどうしても気になってしまう。という場合は、その時だけ外せばいいです。
僕は太陽を入れて写真を撮る時や、逆光時などフィルターによって影響が出そうな時は外すようにしています。ただ、同条件で(フィルター有・無それぞれ)で撮った写真を見た限りではフィルターによる影響を感じたことは今のところはありません。
あと個人的にはねじ込み式じゃなくワンタッチで取外しが可能な保護フィルターがあれば、ここぞという場面での取外しも楽なので万事解決な気がしますけど、メーカーさんどうでしょうか?
【結論】レンズ保護フィルターは保険のために付けた方が良い
家電量販店やネット通販会社、メーカーなどのサービスで破損時の修理費の負担を無くすor減らす保証サービスもありますが、大事に使えば問題ないと思ったので注文時はあえてアフター保証は付けませんでした。
でも僕がやらかしそうなレンズの破損原因は落下させるかぶつけるかだと思います。
そうなると少なくともレンズ前玉だけでも守らないとダメですよね。レンズ保護フィルターは第一線で活躍する安全対策品だと思うのでやはりあった方がいいなと感じています。
安いフィルターなら1000円台から買えるので付け外しの手間を覚悟で導入するのも有かなと。
よってレンズ保護フィルターは必要だと僕なりの結論が出ました。
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