ここ数か月、アウトドアシーンでも使える堅牢で使い勝手が良さそうなカメラバッグが欲しくてどれにするか悩んでいました。
後述しますが紆余曲折を経てようやっと決まったのでご報告です。
NYA-EVO FJORD36に決めた経緯
カメラバッグが欲しくて調べてみると、まぁたくさん出てくる出てくる。カッコいいものからワイルドなデザインのもの、タウンユースに考慮したものまで。
遠目からしか見てないけどここにも沼が。出来ればこの沼には浸かりたくないなあ。
メーカーでいうとLoweproやManfrottoにThule、mindshiftgear、最近流行りのf-stopなどなど。
f-stopなんかは一時期公式サイトで商品をカートに入れては削除、入れては削除と何度も繰り返してました。
「良いものだから」と買ってしまえば何年も使えるので後悔はしないだろうし、レビューを見る限りかなりイイと思えたのですがトータルで価格が結構高いのがネックで購入には至っていなかったです。
そんなこんなで先日、ちょっといいことがあって気分が上がっている時に発見したのが『NYA-EVO』のカメラバッグ。
出てくる情報はいずれもクラファン絡みだったので手に入れられるのか?と思っていたらありました。
日本最大級のクラウドファンディング・プラットフォームであるCAMPFIREで「ついに日本上陸!」という触れ込みでプロジェクトがスタートしてるではないですか!
クラウドファンディング – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
気分が良かった僕は製品の情報と宣伝動画を一通りみて支援することに決めました。
NYA-EVO FJORD36(ニア・イーボ フィヨルド)とは
触れ込みにもあるよう北欧デザインのスタイリッシュなアウトドア向け多機能カメラバッグです。
すでに海外クラウドファンディングのKickstarterでも目標金額を大きく上回る資金調達を成功させているので期待できます。
実物は無いので動画から買うに値するか判断しました。
まず目を引くのがデザイン。北欧デザインと銘打っているだけあってスマートでスタイリッシュな感じがあります。
ホグロフスやピークパフォーマンスみたいな。
あと作り手の強いこだわりが感じられますね。僕の欲しい性能はアウトドアフィールドでも信頼できるカメラバッグということなので、耐久性がかなり重要。
開発者のイェンセン・パウェルズ氏自身がかなりアウトドアに精通している人なのでこの辺りは大丈夫そう。
バッグ内部の収納に関してはRCIと呼ばれる収納ケースによって自由にカスタマイズが可能だそう。f-stopのICUと同じですね。
現在確認できるもののサイズは3種類ですが、今後カメラバッグのバリエーションが増えれば収納ケースも多様化するでしょう。
また36Lと実用性の高い容量でありながら、飛行機内持込可能サイズなのは出張や旅行でも使えるので地味に嬉しい。
このように外部取付が多いのはかなり魅力的。登山でも使いたいので何かと便利です。
冬ならスノーシューを取り付けるかな。
とりあえず僕がいいなと思った点はこのくらい。あとは実際に届いてからのお楽しみですね。
そもそもクラウドファインディングって?
今回、クラウドファインディングでこのカメラバッグの存在を知りました。そもそも何なのそれ?って人のために解説
クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれる[3]。
クラウドファンディング – Wikipedia
いきなり引用で申し訳ないですがこの通り。
クラウドファインディングにもノーリターンの完全寄付型や成功後に金銭的なリターンがある投資型などいくつか種類があります。今回の場合はカメラバッグがリターンとして得られるパターンです。
もちろんプロジェクトオーナー(今回の場合はNYA-EVO JAPAN)、支援者(僕)双方にメリットがあります。
プロジェクトオーナー側はスキルやアイデアがあれば、クラウドファインディングを用いて資金調達することが可能に。もちろん、魅力あるサービスや製品でなければお金は集まりません。
支援者もプロジェクトの内容が価値あるものか判断でき、少額から出資できます。今回のように物販型であれば、プロダクトの先行購入権利や希望販売価格から2~3割安い価格で買うことができるので利用価値は高いです。
メリットは大きいですが、デメリットもあるので確認しておきます。
考えうるデメリットは、プロジェクトオーナーだとやはり、目標額に達する(100%に)ことが出来なかった場合。資金調達失敗ということですね。All or Nothing方式と呼ばれていてこちらが一般的。
そのためプロジェクトオーナーは期間中に出資してもらう為にも宣伝活動が必要です。届かなかったら全く意味ないですからね。
支援者側も基本的にリターンを受けて初めて成り立つ仕組みです。投資型でも物販型でもプロジェクトオーナーがファインディング出来たとしても予定通りいくとは限りません。つまり最悪の場合はリターンを受けられないリスクは付きまといます。
また、クラウドファインディングプラットフォームの運営会社がつぶれた場合も同様です。特に小さい規模の運営会社の場合、今後大手に淘汰される可能性が高いので注意が必要ですね。
ちなみにカメラバッグ関連のクラウドファインディングの”大”成功事例としてPeak Design(ピークデザイン)なんかは結構有名ですね。
こちらは世界最大のファンディングプラットフォームであるKickstarterで目標金額を大きく上回る資金を集めて一躍有名になったブランド。
僕もカメラストラップはPeak Designのものを使っています。
このようにクラウドファインディングによって脚光を浴びるパターンは少なくないので随時チェックしてみてもいいですね。
ちなみに選んだのはこちら
僕が今回、選んだのはこちら。
FJORD36のグリーンとMサイズのRCI
ほんとはブルーが良かったけどすでに在庫切れ。無難に黒かなーと思ったら相方に黒ばっかりだから緑がいいんじゃない?と言われグリーンにしました。
どんなグリーンの色合いなのか実物を見てからになりますが写真の感じだと悪くないですね。
まとめ
当プロジェクト自体は目標金額には既に達成しているのであとはカメラバッグが届くのを待つだけ。
お届け予定が4月なのでまだ1~2ヶ月かかるので首を長くして待ってます。
今考えれば3万オーバーなので安い買い物では無いですが時には勢いも大事ですね。
届いた暁には酷使して使い倒します。
もしそれでダメならf-stopに乗り換えるつもりですが、まあ大丈夫でしょう。
まだプロジェクト募集締め切りまで時間がありますが気になった方はお早めに!
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