みなさん、こんにちは。
新年が始まってもう10日ほど経ちますね。
今年の抱負。
去年よりもたくさん各地に足を運んで写真を撮る
というわけで今年も『ALPHA LOG PHOTO』をよろしくお願いします。
早速ですが先日、念願だったジュエリーアイスを初めて撮ってきました。
昨年は時季を逃してしまい、今年こそはと思っていたので嬉しい限りです。
ただ、事前情報で分かっていたことですがまだ漂着しているジュエリーアイスが少ないので、見頃はもう少し先ですね。
今回はロケハンを兼ねて行ってみたのでちょこっと紹介してみます。
DATE:2018年1月8日
豊頃町のジュエリーアイスについて
ジュエリーアイスってなに?って人はこちらの豊頃町のサイトが分かりやすくまとめているのでご覧ください。
ジュエリーアイスを撮る前に
目的地である大津海岸は札幌から高速利用で3時間半程度。下道だと+1時間30分ぐらいみないといけません。
日の出とともに撮りたいので真夜中に札幌を出発することに。
今回下道で行こうかと思っていましたが、去年の秋、日勝峠が開通するまでは代替道路である道東道でしかそっち方面には行ったことがありません。
初めての日勝峠、しかも夜間となると運転がちょっと不安だったので高速を使ってワープすることにしました。ただ、帰りに日勝峠を通りましたが、思ったよりも走りやすい峠でちょっと心配しすぎでしたねw
悪天候でもない限り、時間があれば下道でも大丈夫そうです。今度からそうしよう。
話が脱線しましたが、ジュエリーアイスがある大津海岸へ向かう途中に有名な写真スポット『ハルニレの木』があります。
こちらも前々から気になっていた場所。せっかくなので撮ってみることに。
ハルニレの木を撮ってみた
有名スポットなので調べるとすぐに場所は分かると思います。
着いたのは5時過ぎで辺りはまだ真っ暗。幕別を越えたあたりから車のヘッドライトで照らされた木々が軒並み霧氷と化してて寒い世界に来たんだなと感じます。
どのくらい冷たいのか確かめるため、車の窓を開けようとしても霜が張り付いて開かない。
それもそのはず気温はマイナス18度。
札幌住みだとこれほどの気温はなかなか体感できません。
なのでひとまず車を降りてみる。
少しだけ歩いてすぐ気づきました。上半身の防寒はバッチリだけど、下半身がダメ。
ユニクロのヒートテックウルトラウォームタイツにブロックテックウォームイージーパンツの組み合わせでしたが、どうも膝周りからの冷気で冷えてしまいます。
厚手のヒートテックタイツは普段用にも重宝するのでこちらはいいのですが、ブロックテックウォームイージーパンツは中に防風フィルムが入っている、とのことで期待していましたがさすがにマイナス18度ともなるとダメですね。
風はそんなに吹いていなかったものの、冷えたので残念ながら冷気をシャットアウトできていませんでした。
このままでは撮影どころではないので、とりあえずゴアテックスのシェルパンツを穿きます。
これでずいぶんと変わりました。
冷気もシャットアウトされ、顔と手以外に寒いと感じる箇所は無くなりましたよ。防寒着については、もう少し掘り下げたいのでいずれ記事にしようかと思います。
ハルニレの木までは少し歩く必要があるので忘れ物が無いかチェックしてから車を後に。久しぶりの遠出だったので荷物が多くここでちょっと時間を食ってしまいました。
月は出ていますが暗いので足元があまり見えません。
本来ならヘッドライトを使うべきですが、電池を忘れるというミスによってスマホのライト頼りになってしまいました。
とことこ歩いて5分くらいで着いたと思います。
ここで撮った最初の1枚がこちら。

家に帰ってわかりましたがピントが甘いです
2本の木が写っていますが、奥にあるのがはるにれの木と呼ばれる方です。手前の木には踏み跡がたくさんあるので写真を撮るとしたら、やはりハルニレの木でしょう。
既に西の空が明るくなってますね。
月あかりと霧氷。
肉眼だと月明かりに照らされてキラキラ輝いていました。キレイです。
ハルニレの木。十勝川の近くにあって、周りに余計なものがあまり無く写真映えしますね。
これは季節ごとに通う人が居るのも頷けます。
月の位置を計算すればもっと面白い写真が撮れそうです。
今回は初めてだったことと、メインがジュエリーアイスだったので撮影はこれにて終了。
思いの外、時間が押していたので急ぎます。
参考までに、車を止めた道路からだとこんな距離感。
奥の方の白っぽいのは十勝川の川霧。霧というより雲ですね。
大津海岸へ向かう
ハルニレの木から大津海岸へは車で30分ぐらい。
既に結構空も明るくなっていたので日の出まであまり時間がありません。
空が明るくなったことで途中の木々の霧氷が一層キラキラしてて美しかったです。
道央圏だと千歳あたりで見れますがここまでロケーションと条件が揃っていると別格ですね。
車を停めて写真を撮りたかったですが、時間が無いので止む無し。
次来た時にでも撮ります。
大津海岸でジュエリーアイスを撮る
いくつか用意された駐車場につくとすでに海岸に近い方は満車。
少し遠い場所に停めて向かいます。日の出まで時間が無い!
なんとか滑り込みで撮れました。
でも肝心のジュエリーアイスが小さい。情報通りまだまだ少ないので被写体選びは時間が足りないのでできません。
取り急ぎハーフNDフィルターを準備して装着。ここ最近の撮影はハーフNDばっかり使ってる。
こんな感じで撮影してます。ハーフNDを使うことによって現場で写真を7割ぐらい完成させることが出来ます。
前は露出ブレンドをやっていましたが、被写体によっては不向きなこともあるので個人的には角型フィルターシステムが信頼できるのでおすすめです(ただ準備がめんどくさい)
適当な氷をみつけて被写体に。砂にさして立てたらダウンパンツ履いて着ぶくれしたアキレス腱伸ばしてる人みたいになりました。
この人、海岸でトレーニングしてますわー。
撮ることに夢中になっていますが、ここ大津海岸は気温マイナス20度近いことを忘れてはいけません。波の感じからわかるように風もあります。
とにかく指先と顔、特に頬が痛い。顔と頭部はバラクラバを被るとだいぶ良くなったので見た目を気にしなければおすすめ。
僕の場合、手袋はマムートのShelter mars gloveを使ってます。ウィンドストッパーが使われていて防風性があるのが特徴。ミトン形状ですが、指を出すこともできるのでカメラの操作など使い勝手がいいですが、露出すると当然、一瞬で指が死にます。
インナー的な使い方で保温性のある手袋(メリノウールなど)を併用するべきですね。
手袋に関してこれだ!というモノが見つかるまでまだまだかかりそう。
もう少しローポジションで撮れたらもっと印象的になったかなーと思う1枚。
この辺りからハーフNDにND64のフィルターも付けて撮影してます。もっと波打ち際に寄らないと動きが分かりにくいですね。次回に活かします。
撮影場所はこんな感じでした。十勝川河口付近がこの写真の奥側なので当然そちらに人が集まっていますね。
僕らは今回、遠くまで行かなかったですが次に来た時はいい感じのジュエリーアイスを探す為に練り歩こうと思います。
誰かが撮り終えたのを借りました。
なんだかワンちゃんに見えますね。
終始、毛嵐がみられました。ゴーッという波音とともに結構な迫力でしたよ。
撮ってもらいました。奥に写っているのが僕です。
最後にジュエリーアイス単体で。小粒ですがキレイですよね。次回来た時はもっとたくさんのアイスがあることを期待します。
まとめ
30分程度の撮影でしたが寒さも忘れて楽しめました。
新年最初の撮影から初めてのことばかりだったのですごく新鮮で良かった。
https://twitter.com/sukima1019/status/950217944759287808?s=20これとかね。
札幌からわざわざ夜中に走ったかいがあった。
今回の撮影は結局、撮りたい時間ギリギリになってしまったので次は余裕を持って行きます。
あと、自分が持っている三脚にはローポジションの為のセンターポールがあるのですが家に忘れてしまったため、ローポジ撮影ができませんでした。
次回は、多少、波を被ったとしてもローポジの迫力ある写真を撮ろうと思うので絶対に忘れないようにしないと。
出来れば今月中に再チャレンジしたい。
それでは。
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