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支笏湖ポロピナイで朝活!ND1000の角型フィルターで遊んでみた

 

長時間露光撮影してみたい

そう思って角型フィルターのND1000を買ったはいいものの、これまで全然使っていませんでした。

NDフィルターを使って撮りたいものの候補はいくつかありますが、NDフィルターといえばやはり水辺ですよね。というわけで近場でお手軽な支笏湖で撮影してきたので記事にしてみます。

撮影日:3月中旬ごろ。

目次

3月の北海道は撮るものが無い問題

困ったことに3月の北海道はあまり撮るものがありません。

もちろん、そんなの人によりますがネイチャーフォトメインであればどうしても雪解けで風景に乏しい3月は被写体が限られるので個人的には写真活動が難しい季節です。

ただし、天の川が可視化できるようになるので星を撮る方は待ちに待った時期ではありますが、あいにく僕は星撮りに向いているレンズが無いので残念ながらコレもダメです。

 

なので誰かこの時期におすすめの被写体を教えてください。

 

今回は支笏湖ポロピナイで撮ってみたよ

支笏湖と言ってもまあまあ広く、撮影地点も結構ありますが今回はポロピナイで撮ってみました。

 

札幌近郊にお住みの方であればお馴染みの場所ですね。

夏になれば子供連れのでごった返すポロピナイもこの時期はカメラマンしかいません。

 

撮影スポットへ出発

久しぶりに早起きして準備。支笏湖線最後のコンビニを過ぎるころにはかなり空も明るくなっており、せっかく朝陽と絡ませて写真を撮ろうと考えていたのにぐんぐんと昇っていく太陽。

ついこの間まで日の出は6時台だったはずなのにもう5時過ぎですもんね。早起きが辛い。

4時起きでしたけど全然間に合いませんでした。

 

しかし今回の目的はあくまで長秒撮影。

気を取り直して散策してみます。

 

車道は雪解けが進んでいますが、車を停めて少し歩くとまだまだ雪原です。

f:id:schemakun:20180401170954j

このように動物の足跡がたくさん。

特にこの日は動物をたくさん見かけました(写真には収めていません)

支笏湖周辺はエゾシカの棲息地でポロピナイで撮り終えて支笏湖温泉方向へ向かっている途中30匹ぐらい見かける程。

野鳥も多くいるので近場ながらも大自然の中であることを感じられます。

支笏湖と風不死岳

トコトコ歩いていると目に飛び込んでくるのがこちらの山。

f:id:schemakun:20180401170958j

支笏湖周辺には名前がつけられた山がいくつかあるのですが、よく支笏湖とセットで被写体となるのがこの風不死岳(ふっぷしだけ)。

左側が雪山で白く見えますがこちらは樽前山。活火山で晴れた日なんかは白い噴煙があがっているのをよく見る。樹木が無いため標高1,000mちょっとでも雪山のように白くなっています。

風不死岳も樽前山もどちらも登山できるので道央圏にお住いの人には距離も近いのでオススメです。僕も過去何度か登っているのでそのうちまた登って記事にでもしようかな。

 

そのへんの岩を撮ってみる

f:id:schemakun:20180401171003j

煌めく水面

ND1000を使うために来たのでまず被写体探しです。

 

ちなみに今回の撮影はこちらのセットです。

α7ⅡとSEL1635Z、NISIフィルターホルダー+C-PLとKANIフィルターND1000。

トコトコ歩いて岩場に到着。カメラの設定を済ませていざ撮ってみた。

 

f:id:schemakun:20180401171008j

フレアとゴーストすごい。

なんの対策もしないと大変なことになります。

 

f:id:schemakun:20180401171014j

ハレ切りするとかなりマシに。もう少し早い時間であれば太陽ももう少し柔らかい光になるのでやっぱり撮るなら日の出前後ですね。

 

ND1000をつけて撮ってみたのはいいけど、この日はほとんど風が無い日でした。支笏湖も波が穏やかだったのでせっかくNDフィルターを使っていても思ったような写真が撮れない。雲も無いので空の動きを撮ることもできません。詰んだ。

 

仕方が無いので太陽の光と波の動きを捉えようと試みます。

 

f:id:schemakun:20180401171024j

露出がうまく合わない。どうしても影になる右側は暗くなっちゃいますね。現像で明るくすることも可能ですが今回は無加工で。

風がほぼ無いといっても波が全く無いというわけではないので、岩に当たって飛び散った水しぶきがフィルターにかかりましたがクロスで拭くとすぐに落ちました。

思ったより撥水効果はいい感じです。

 

f:id:schemakun:20180401171035j

個人的に気に入ってるショット。構図を追い込んでいないので風不死岳が見切れてます。もっとローポジションで超広角レンズであればいい具合に構図が決まったなーと後から感じた写真。

こういう反省の繰り返しで成長していくのかな。

 

f:id:schemakun:20180401171044j

岩だけ撮ってみた…けどなんの面白味も無い写真。

やっぱり主題とか副題とか構図とかで何かを訴える写真じゃなきゃ魅力無いですね。

今年はこういう試行錯誤をたくさん経験して撮影スキルを上げていきたい。

 

このあと、1時間ぐらい撮影しましたがあまりたいした写真が撮れませんでした。

しかし、今まで踏み込んだことのない場所まで行けたので今後の撮影スポットリストがちょっと増えました。

 

まとめ

あまりこれといった写真は撮れていませんが長秒撮影はワクワクがあって楽しいですね。

初めてND1000を使ってみましたが使い方やシーンによっては結構面白い写真が撮れそうだと感じました。

次回は支笏湖にある有名?な切株で久しぶりに撮ってみよう。

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この記事を書いた人

北海道在住。写真にハマって登山と釣りとキャンプを始めた人。

生まれは南国だけど北国育ちで北海道が大好き。ブログを通じて北海道の魅力を伝えたい。

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