どうもご無沙汰してます。@すきまです。
しばらくブログの更新が滞ってしまいましたが、年が明ければ少しずつ時間が確保できる”はず”なのでこれからまた少しずつ再開しますよ。
さて、イマサラ感がありますが「今年買ってよかったもの」をランキング形式で紹介します。
なぜ突然?
理由は、先日、アマゾンの購入履歴を眺めていて結構あれこれ買ってるのに記事にしていなかったから。せっかく使ってみていいなと思った商品なら広めるべきだと思うので書いてみました。
カメラブログなので当たり前ですが、カメラ関連商品に絞ったので興味があれば是非読んでみて下さい。
あと、紹介しているものは追々レビューもするつもりなのでその時も是非読んでいただけると嬉しいです。
ではいきます。
【6位】ハクバ メンテナンス用品 レンズペン3 プロキット
最初はこちら。
これまで使っていたレンズペンがダメになったので新たに購入したものです。
レンズペン、やっぱりあると便利ですね。
そんなレンズペンの魅力は個別記事があるので気になったらどうぞ。
補足:僕が買ったのはレンズペン3″プロキット”ですが現在は”プロキットプラス”が出ているのでそちらがいいかと思います。
【5位】ソニー単焦点レンズSEL55F18Z
フルサイズに移行する際、α7Ⅱと一緒に買ったのがこのレンズ。
予算の都合上、高価なズームレンズに手が出なかったので標準域を担うこの単焦点レンズにしましたが写りはさすがの一言。これまで使っていたD3300とキットレンズでは写しきれなかったものも撮れちゃいます。
ただ、それまではズームレンズばかり使っていたのでいきなり単焦点レンズを使うのは意外と大変でした。
ここで撮ろうかなと撮影してみるとほとんどの場合、最初から構図がバッチリということは無いので自分の足で構図づくりをしないといけません。
つまりズームレンズを使っていた時以上に構図など考えさせられます。結果的にはこれがまた勉強になるのでいいんですけどね。
気になる点は最短撮影距離が50cmだということ。要は50cm以上離れないとピントが合わないのですが、いけるかな?と思ってもピントが合わず1歩また1歩と下がるなんてことがあります。
特に不便なのがお店で料理の写真を撮る時。ピントが合うよう身体を引いて撮ることになるので、場所によっては撮りたくても撮れないこともありました。
しかし、それを補う良さもあります。
なんと言っても開放F値が1.8とレンズが明るいこと!
D3300の時も35㎜F値1.8のいわゆる撒き餌レンズを使ったことがありますが、明るいだけでイイ感じに撮れるので写真やってます感を味わえます。
さらにこのレンズだと最短撮影距離も相まって被写界深度がかなり浅いです。つまり背景がめっちゃボケます。ポートレートにも使えるレンズですね。(少しボケがうるさいという声もありますが…)
そしてこのレンズ、絞るとかなり解像します。
スナップ的な使い方でF8くらいまで絞って撮るとバキバキなスナップ写真が撮れますよ。家でその日撮った写真を等倍でみることも多いのですがかなり解像してくれてて驚きます。高画素機のα7Rシリーズだともっとすごいでしょうね。
最後に見た目の話ですが、α7ⅡにSEL55F18Zを合わせるとすっごいカッコいい。
ピッタリなハマり具合が大好きです。
せっかくなので、このレンズで撮った写真を作例としてあげます。
【4位】SIRUIのカーボン三脚(T-2204X)+自由雲台(K-10X)
α7Ⅱと新しいレンズを手に入れてから、これまで使っていたマンフロットのbefree三脚ではさすがに頼りなく感じていました。そこで、もう少し丈夫で大きな三脚を買おうと調べた結果、そこそこ評判の良かったSIRUIのカーボン三脚と雲台にしました。
ちなみに僕が選んだ脚はSIRUIのメーカー型番『T-2204X』というもので、4段のカーボン三脚。耐荷重は15kg、三脚自体の重さ1.1kg、全高143cmと中型に分類されます。簡単にですが紹介しますね。
カーボンだけあって持ってみると見た目より軽く感じます。アルミと違って手触りがすべすべしててたまらない。
脚のロックもナットロック式なので非常にシンプル。スリムですっきりした印象。
ナットロックをくるっと解除して伸ばしてみると引っかかりも無くスコッスコっと伸びていってくれます。befreeには無かった感触で気持ちがいい。
脚をすべて伸ばした状態で上から押したり捻ってもドッシリと構えていて、剛性もOKでした(個人的感想)
雲台込でも1.5kgぐらいなので登山にも持っていけるし、普段の撮影ではbefreeの出番が無くなりました。
自由雲台はメーカー型番『K-10X』。SIRUIの中でもっともオーソドックスな型、その中でも一番下の小さい雲台にしました。
下のグレードのクセに耐荷重20kgとなっていて本当?と思いますが、今のところ僕の機材であればどれもガッチリと固定してくれているので満足。動きも滑らかで使いやすいです。
もっと素晴らしい雲台はたくさんあるのでしょうが、少なくともbefreeの雲台よりもグレードアップしているので格段に操作性が良くなり、初めて使った時は感動しましたね。
セットでシュープレートが付属してます。このシュープレートをそのまま使ってもいいのですが、クランプ部分がアルカスイス互換なので、L型クイックリリースプレートも併用するとより利便性が増すのでおすすめ。
今回買ったSIRUIの三脚と雲台。合算すると決して安いモノでは無いですが、しばらくはこいつでいいやと思えるくらいには良い買い物ができたと満足しています。この価格でこの完成度はマジでなかなかのモノだと思いますよ。
とにもかくにも、befreeでは三脚の脚を最後の段まで伸ばすと安定性が不安だったのですが、SIRUIのカーボン三脚と雲台を手に入れてからは心配なく撮影できてるので、もうちょっと頑丈なのが欲しいという人におすすめ。
【3位】INPON クイックリリースL型ブラケット
コスパで考えるとコレが一番良くておすすめできるんじゃないかと思う商品がこちら。
INPONのクイックリリースブラケット
僕が選んだのは汎用品ではなくα7Ⅱ専用品です。適合するなら絶対に専用品をおすすめします。
理由は、汎用品だとどうしてもグラつきやバッテリーのふたが開かない、余計なところに干渉する、などおもいがけないトラブルになる可能性があるからです。
さっそく、このLブラケットについて簡単に解説します。
まずは素材と見た目から。
こんな鉄の部品みたいですが、素材は航空機にも使われているアルミニウム合金を削り出して作っていて、高耐久・耐食性もあるようです。
表面はアルマイト処理がされているので触ってみるとすべすべです。バリもなく滑らかですが、場所によって少し角がでているので手をぶつけると痛いかもしれません。
次はカメラに装着。六角レンチでブラケット同士を締め付け合体させます。あとはカメラに固定するだけ。
ちなみにカメラ本体に取り付けるネジも、Lブラケットに取り付ける際に使用するネジ穴も1/4”ネジです。使用部品はすべて付属しています。
そしてアルカスイス互換雲台にこんな感じで取り付けます。
分かりやすくブラケットのみ、雲台に装着してみました。
縦構図でもカメラの重心が雲台の中心に掛るので不安定さが無くなり安心して縦構図でも撮影できるように。
コレがL型ブラケットの最大のメリットですね。
またこんな利点も。
コンパクトなα7Ⅱですが、片手で持つと少しバランスが悪いのですがこれを装着すれば、このように小指置きにもなるのでかなりホールド性がアップします。
縦構図でレリーズを使う時だけ少し注意が必要。
クランプに噛ませる部分(溝)がレリーズコードを通す必要があるのでこのぐらいしか接点が無く安定性がちょっと不安。重量級の望遠レンズでも無い限り大丈夫かと思いますが、基本的に縦構図でレリーズ使用の場合はきちんとクランプがLブラケットを固定しているか注意してチェックする必要がありますね。
ちなみにバッテリーは装着してても問題なく交換できますよ。
人によってはただの鉄くずにしか見えませんが、フォトグラファーにはもはや必須?
普段からつけっぱなしでもいいし、むしろあった方が持ちやすいし便利なので僕はしばらく外してないぐらい愛用中してます。これもおすすめ。
【2位】ソニー広角ズームレンズSEL1635Z
α7Ⅱを買ってしばらくはSEL55F18Zしか持っていなかったので、北海道の雄大な自然を撮りたかった僕はずーっと広角レンズが欲しいと思っていました。
調べてみるとソニーの広角レンズ群は思ったより選択肢がありましたが、価格や性能など熟考した結果、16mm~35㎜F4通しの広角ズームのSEL1635Zに決定。
このレンズ、焦点距離によって微妙に写りに差があるなーと感じますが、全体的に解像感があって、露出と構図がバッチリと合えば今までとは良い意味で違う写真が撮れるようになりました。
ただ、最初は行く先々で広角レンズばっかり使っていたのでいまいち何が撮りたかったの?という写真も量産してしまうことも。
どのレンズもそうですが、特に広角レンズは考えて撮らないと伝わる写真にはなり辛いので改めて考えさせられる結果に。
ネイチャーフォトには広角レンズが欠かせないのですが、このレンズを手に入れてからはいろんなところに行くようになりました。
広角レンズの広がりある写真は撮っていてほんとに楽しいです。
こちらも何枚か作例をあげておきます。
【1位】ソニーミラーレス一眼 α7Ⅱ
1位はもちろんα7Ⅱ
このブログを作るきっかけとなったカメラなので、こればっかりは外せない。
今年はいろんなところにこいつと一緒に行きました。走行距離と燃料代がかさみましたが、ほんとにたくさんの思い出がよみがえります。
仕事が忙しかったので今年の終わりにかけては撮影自体行けてなく心残りですが、年明けからは暇になるはずなので北海道のベストシーズン(特に道東)を満喫したいと思います。
さて、α7Ⅱについて書くとなるとこの記事ではまとめきれないので、一言で表現します。
『オールラウンダー』
飛び抜けて素晴らしい点は正直言って無いです。スーパープレーは兄弟分のα7Rやα7Sの役目。α7Ⅱは万能選手の優等生タイプ。
個人的にこれからカメラを始めるよって人には選択肢として十分ありえるカメラだと思います。
スペック面は流石オールラウンダーカメラ。ボディ内手ブレ補正、2430万画素のフルサイズセンサー、電子ビューファインダー、チルト液晶、軽量コンパクト、などなどこれでもまだ一部。
それでいて、フルサイズミラーレスカメラでこの価格帯は唯一無二ではないでしょうか。
レンズの選択肢が少ないだとか価格が高いだとか言われていますが、今のソニーの開発スピードを考えれば、これからさらに伸びてくるはずなので心配はいらないです。
今後のデジカメの進化に対応するのであればソニーは最善手かと思います。
繰り返しになりますが、必要十分なスペック+ソニーというメーカーの伸びしろがあるので、カメラを始めたい新しいもの好きにはおすすめ。
α7Ⅱに関しては冬が終わるころに買ってから1年が経つので改めてレビューします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2017年もあとわずかです。まだまだガチな人と比べたらひよっこみたいなものだと思いますが、今年は物欲に負けてたくさん散財したかなと自分では思います。
そして色々と買い物を見直せました。今後必要かなーと思うものもある程度リストアップできたので、冬ボの使い道候補としてまた熟考してみます。
それではみなさん良いお年を!
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